炭で焼くと、本当に美味しいのか?

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野外バーベキュー等で炭で焼き肉や焼き魚等をしていると、やけに美味しく感じられます。野外で友達とビール片手に料理を頂く、あの雰囲気がおいしさの元でもあるのですが、本当に炭とガスでは、味に違いがあるのでしょうか?

炭の効果

1) H2OとCO2
ガス火で加熱する場合、物質にはどういう変化が起こっているのでしょうか?都市ガスを仮定しますと、体積の85%以上が、メタン(CH4)で占められています。つまり

CH4 + 2O2 → CO2 + 2H2O
となります。
(O2は酸素、CO2は二酸化炭素、H2Oは水です。二酸化炭素とは、吐く息に含まれているものです。)
つまりガスで調理をすると、水分が発生してしまうのです。ガスファンヒーター等を使うと、窓に水滴がつくのもこれが理由です。ガスで調理後はどうしても料理がベチャっとなってしまいます。
これに対して木炭はどうでしょうか?木炭は、主成分は炭素です。つまり
C + 02 → CO2
となります。加熱時に水を発生しません。主に二酸化炭素を発生します。つまり炭で焼いた食べ物は、ベチャっとはなりません。これが大きな違いです。

但し野外でのバーベキューで気をつけないといけない事は、木炭の加熱で二酸化炭素が発生してしまう事です。野外で二酸化炭素を発生させる事の問題は、なんと「蚊」です。人間の血液を吸う蚊は、温度が高く、二酸化炭素濃度が高い所に向かう習性があります。つまり炭火の近くにいると、やたら刺されてしまう、という悲しい状態になりますので、虫除けスプレーは欠かさないようにしましょう。

2)赤外線効果
炭からは「遠赤外線」「近赤外線」の2種類が発生します。遠赤外線は、素材の表面を、近赤外線は素材の内部へ素早く浸透します。つまり焼きムラが出来にくいのです。これに対してガス火の場合、赤外線の量が炭の約4分の1程度しか無いため、表面が焦げ付いていても内部がまだ生であったり、と言うことが起こってしまいます。

もう少しでバーベキューが出来る季節になります。友達同士でも良いですし、小さな七輪で焼き物を楽しむのも良いかと思います。待てない方は焼き肉屋さん、焼き鳥屋さん、炉端焼き屋さんに駆け込みましょう!

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