PM2.5の野菜への影響、あるの?ないの?

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担当の林です。

今回は野菜について、書きたいと思います。若い頃は大嫌いだったのですが、最近は本当に野菜が美味しいな、と思う様になってきました。

サラダ

さてこのお野菜、いつでも安全なものを食べたいです。ただ一方では、中国における「PM2.5」による、日本へのブロッコリーの輸入キャンセルに見られるように、私達の口にする野菜は、本当に安全なのか、という疑問を抱えながら生活されている事と思います。お子様がいらっしゃるご家庭であれば尚更気にされる事と思います。

このPM2.5という、大気汚染の元となる物質ですが、上記のリンクを見る限りでは野菜にも影響するように思われますので、非常に心配です。

1.PM2.5とは?
そもそも、PM2.5とは、なんとなーく良くないもの、とは知っていますが、一体何の事をさすのでしょうか?そして、その名称はどこから来たのでしょうか?

PM2.5とは、大気中に存在する、微粒子の事を言います。あくまでも個体もしくは液体であり、気体ではありません。そして、その微粒子の直径が、2.5μm以下の粒子、と言う意味から、PM2.5(=Particle Matter=粒子状の物質、2.5)と言われます。マイクロメートルと言われても、どれくらい小さいのか実感がありません。実は、1μmとは、1mmの1000分の1なのです。とっても小さいんです。

2.中国産野菜、日本の全輸入野菜の5割!?
以下のグラフは、日本に輸入される野菜のうち、中国産のものの割合を示した物です。

中国産野菜の日本全輸入野菜での割合*但し、財務省貿易統計データより作成

驚くべき事に、ここ5年は、中国産の野菜は、日本の全輸入野菜の約5割を占めています。
もはや、普段の生活で、中国産の野菜を口にしない、というのは難しいのでは?とすら思えてきます。

3.PM2.5、食べ物への影響は?
大気中で舞っている事による危険性は納得がいきますが、食べ物には付着しないのでしょうか?あるいは付着しても私達が口にしても、人体に影響は無いのでしょうか?

実は、呼吸器系には影響があるが、消化器系には影響が無い、とする記事もあります。つまり、吸ってはだめだが、食べても大丈夫、という事です。
これは本当でしょうか?

PM2.5には、硫黄酸化物、窒素酸化物、といった物が含まれています。そして窒素酸化物は、硝酸性窒素、という形で野菜に含まれています。これは肥料として使用されて野菜に含まれる物ですが、ソーセージの危険性の所で以前にも書いた通り、レタスでだいたい650mg/kg、ほうれん草で3560mg/kgぐらいです。これは、650μg/g、3560μg/gです。

そして、一日に望ましいとされる野菜の摂取量は350gとされていますから、この濃度に350を掛けて、だいたいレタスだけで言えば、成人は一日約2200μg、ほうれん草で言えば1250000μg(=1250mg)程度を摂取する事になります。

一方で、中国で飛来しているPM2.5の濃度はと言うと北京では100μg/m3だそうです。
つまり、PM2.5による影響を気にする必要はあまり無いようですね。

4.最後に
ここまで言っておいてあれですが(笑)、今回書かせて頂いたのは、あくまでもPM2.5のうちの、窒素酸化物がもたらす野菜への影響のみです。他の要素に関しては、考慮していません。

外食や調理済みの冷凍食品などばかりではなく、自炊をしていれば、産地を選別する事が出来ますから、ある程度国内産の野菜のみに限定して口にする事は出来ると思います。もちろん、いつも自炊、といわけにはいきませんし、外で食べる食事もとても美味しいものです。なので、出来る範囲で、家族の方に対してはもちろんの事、一人暮らしの方にも、自炊して頂きたいというのが、当教室の思いです。

自炊はしたいけどどんな野菜を使ったら良いのかなわからない、とお悩みの方は、パプリカを沢山使った次回の献立を試されてもよいかもしれません。自宅での食事なら、安心です。東京都内で開催します。

3月30日イタリア家庭料理教室献立

※記事は全て、個人的な見解であること、ご了承頂きたく存じます。

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