美味しくて安い!?アメリカ産牛肉の規制緩和についての考察

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林です。今日はアメリカ産牛肉についてです。

1.牛丼の値下げ

最近大手牛丼チェーン店が、牛丼の値段をなんと100円も値下げし、数年前の価格であった280円に戻したのですが、ご存知でしょうか?しかも、そのマーケティングメッセージは、 「過去最高の美味しさ」 となっています。 これは一体どういう事でしょうか? 実は、これにはアメリカ産牛肉の、BSEに絡む規制緩和が関係していると推測されるのです。

2.BSEに絡む規制緩和

10年程前、牛丼は280円でした。ところがBSE問題に絡み、日本に輸出されるアメリカ産牛肉は、2003年以降、発症例が殆どないと言われる生後20ヶ月以内の牛しか輸入が認められなくなりました。アメリカ産牛肉にこだわる牛丼チェーン店は、やむを得ず、生後20ヶ月以内の牛を材料に用いる様になりました。しかしながら調達先が限られているために、コスト高とならざるを得ず、結果的に380円、という価格に据え置かれる様になったのです。

一方政府はここ10年間に生まれた牛のうち、BSEに感染した牛が確認されないことから、今年の2月より、生後「20ヶ月」から、生後「30ヶ月」へと、制限を緩和したのです。すると、当たり前の事ですが、供給量はぐん、と増える事になりますので、それだけ値段は安くなる、ということになります。 また、味の感じ方は人それぞれなので、一概には言えませんが、一般的に生後20ヶ月よりは30ヶ月の方が、脂が乗っていて好まれる傾向があるようです。 つまり、

「安く」て、「美味しい」牛肉が手に入る様になった

ということになります。これが牛丼チェーン店が

「過去最高の美味しさ」の牛丼を、「100円値下げ」して販売出来る

ようになった背景だと推測されます。
(値下げには、その他企業努力も、含まれている可能性はもちろんあります。)

ビーフとアスパラガス

スーパーでも、アメリカ産牛肉が以前よりも安い値段で並ぶ様になっています。ですので、料理男子の皆様も、機会があれば牛肉のコーナーを気にして見て頂ければと思います。面白いと思います。

スーパーによっては、独自のポリシーにより、和牛・オーストラリア牛を主に販売している所もあるので、全てとは言えないと思いますが、料理にも利用されてみると良いかと思います。

少し宣伝になりますが、2013年5月30日(木)に、肉を焼く、そのノウハウ料理教室(写真右)、2013年6月9日(日)に、オリーブオイル教室(写真左)を開催致します。献立は下の様な感じです。オリーブオイル教室の方は、女性も参加頂けます。

肉を焼く、そのノウハウ:料理教室オリーブオイル教室

 

 

 

 

 

 

ご参加をお待ちしております。

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